アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営する株式会社マクアケ(以下、当社)は、定期的に社外からの意見を集め、議論し、サービス運営に反映することで、今後もより社会環境に即した健全かつ価値のあるプラットフォーム運営を目指すことを目的に、社外の重要な関係者であるサポーターや実行者、各界の専門家から構成する「外部有識者会議」を運営しています。
※「外部有識者会議」に関する詳細については、こちらをご覧ください。
2022年9月20日(火)に、各界の専門家委員をお招きした第2回「外部有識者会議」を開催したため、その概要を公開します。
■マクアケ「外部有識者会議」第2回概要
【日時】2022年9月20日(火)13:00~15:00
【場所】オンライン
【出席者】
<専門家委員>
生駒 芳子氏:ファッション・ジャーナリスト、日本エシカル推進協議会 会長
江端 浩人氏:iU 情報経営イノベーション専門職大学 教授、江端浩人事務所 代表
小林 茂氏: 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授
林 千晶氏:株式会社ロフトワーク 共同創業者
日高 一樹氏:日高国際特許事務所 所長/弁理士、 京都工芸繊維大学理事・大学院特任教授
<当社委員>
中山 亮太郎:代表取締役社長
坊垣 佳奈:共同創業者/取締役
坂本 めぐみ:執行役員 品質保証本部長 兼 人事本部長
矢内 加奈子:執行役員 コミュニケーション戦略本部長
【アジェンダ】
1. 前回会議内容の振り返り、実行者・サポーター各分科会の実施内容共有
2. サポーターに対するプロジェクトページの表現方法のあり方について共有と相談
(1)顧客満足の観点から必要と考える、プロジェクトページで公開すべき情報について
(2)サービスサイト利便性向上の観点で考えるプロジェクトページの改修について
3. 専門家委員からの意見
4. その他当社からの共有事項
■議事概要
●当社委員より、2022年6月28日(火)に開催した第1回外部有識者会議の振り返りと、2022年7月19日(火)に開催した実行者分科会、2022年8月30日(火)に開催したサポーター分科会の概要を共有した。
●当社委員より、前回の会議でも話題に上がったプロジェクトページにて公開する情報における、サポーターに対する適切な情報公開の方法について当社のスタンスを説明した上で、全プロジェクトページで公開していくことを予定している共通情報及び今後の改修案について共有した。
具体的には、サポーターが「Makuake」及び各プロジェクトの内容を正しく理解した上で応援購入できるよう、サポーターが知りたい情報をより詳細に公開していくことや、サポーターの満足度向上のためにプラットフォームとして取り組むべきことについて当社の考えを説明した。
その上で、専門家委員より当社の説明内容及び各自の考えについて意見や提案を募った。
主な論点及び意見の要約は以下の通り。
◯プロジェクトページで公開すべき情報について
・詳細の情報開示を求めすぎることは実行者の負担を増やしかねないため、しっかり検討する必要がある。
・必要な情報が埋もれてしまってわかりづらくならないように、情報の強弱をつけて表現できるといい。
・項目を統一することで公開可能な情報が可視化されるため、どのような情報を公開しているプロジェクトかということがサポーターによりわかりやすく伝わるようになる。サポーターが、自身に合う実行者やプロジェクトを自己判断できるような仕組みにできるといいのではないか。
●最後に、当社からの共有事項として、リニューアルオープンした新サービス「Makuake STORE」の紹介と、2022年9月17日(土)~18日(日)に開催したサポーター向けのリアルイベント「Makuakeミライマルシェ2022」の様子を報告した。
■今後の検討課題
・サポーターが知りたい情報と、実行者に開示を求める情報のバランスを考慮し、どのように表現していくべきかを再検討していく。