「Makuake」にて、小型モビリティのプロジェクトを対象にサポーターの安心につなげる「Makuakeアフターサポート」を開始〜実行者のCS・修理体制強化を支援し、アタラシイ分野の健全な市場育成に貢献〜

「Makuake」にて、小型モビリティのプロジェクトを対象にサポーターの安心につなげる「Makuakeアフターサポート」を開始〜実行者のCS・修理体制強化を支援し、アタラシイ分野の健全な市場育成に貢献〜

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ(以下、当社)は、「Makuake」で実施される小型モビリティ(※1)のプロジェクトを対象に、故障時の問い合わせの一括受付とメーカー保証期間後の故障に関する一定期間の延長保証を行う「Makuakeアフターサポート」(以下、本制度)を、2024年3月7日(木)より開始します。一部のプロジェクトから試験的に運用を開始し、2024年5月を目処に、基準に則って適用対象となるプロジェクトに全面展開する予定です。また、今後は他のジャンルにも同様の枠組みを広げ、より挑戦と応援が生まれやすいサイト運営を目指す方針です。

 

本制度の概要
本制度の対象となるプロジェクトは、第一種原動機付自転車、第二種原動機付自転車、特定小型原動機付自転車をリターンとするものです。プロジェクトを実施する事業者(以下、実行者)についても一定の条件を設け、それを満たす実行者以外のプロジェクトに本制度が適用されます。適用対象となったプロジェクトにおいては、実行者からのリターン配送後に発生する、応援購入したユーザー(以下、サポーター)への対応を当社が支援し、サポーターの体験向上を目指します。

<本制度適用対象となる実行者>
以下1、2のいずれかに当てはまる実行者は、小型モビリティのプロジェクトを実施する際に本制度の利用が必要となります。なお、その他の実行者も希望に応じ本制度の利用が可能です。

1. これまでに「Makuake」で小型モビリティのプロジェクトを実施した回数が3回未満であり、原動機付自転車等の量産販売経験が10年未満である実行者

2. CS体制について、当社独自で設定している基準に達しなかった実行者(※2)

 

<当社の提供する内容>
以下2点を本制度によるサポートとして提供します。

1. 故障時のサポーターからのお問い合わせの一括受付
リターンの配送から2年間、リターンの故障に関するお問い合わせ受付を「Makuake故障受付センター」にて一括で請け負います。併せて、お問い合わせおよびその対応内容を実行者に共有し、実行者が将来的にCS体制を構築する際のヒントとしていただくことを目指します。

2. メーカー保証期間後の故障に関する延長保証
リターン配送後、実行者が設けるメーカー保証期間に加え、さらに1年間の自然故障について、サポーターはモビリティ本体の購入価格を上限として自己負担なしで修理を受けることが可能です(※3)。対象のプロジェクトではこの延長保証は自動付帯します。

▼本制度のイメージ

これらにより、カスタマーサポート体制や修理・整備体制の構築途中である実行者の対応をバックアップすることでアタラシイ挑戦をより一層後押しするとともに、故障が発生した際のサポーターへの影響を最小限にとどめる狙いです。なお、本制度の対象プロジェクトでは、リターンの本体価格と本制度利用料の合計金額をリターン価格として掲載し、応援購入時にまとめて決済いただく仕組みです。

 

本制度開始の背景
「Makuake」は、新しい商品やサービスを生み広げたい実行者と、自分の趣味嗜好に合ったものに出会いたいと思うサポーターをつなぐ、アタラシイものや体験の応援購入サービスです。これまでに37,000件を超えるプロジェクトを世に送り出してきました。

アタラシイ挑戦を生み出すプラットフォームとして、法律やルールの整備・浸透が途上にある新興の領域についても、関係省庁や各種業界団体との情報交換を行いながら独自の基準を設けるなど、挑戦を後押しするサイト文化の醸成と、サポーター(消費者)保護のバランスに向き合ってさまざまな取り組みを継続的に行っています。

特に小型モビリティは、2017年に実施された「glafitバイク」のプロジェクトが1億円超の応援購入総額を集めたことをきっかけに認知が広まり、「Makuake」内でも人気のジャンルの一つとして存在感を高めてきました。昨今では2023年7月の改正道路交通法の施行を機に、特定小型原動機付自転車(電動キックボード等)の利用が進んだことで、「Makuake」でもプロジェクト件数が増加傾向にあります。一方で、公道走行を伴い人命に関わるリスクがあること、新ジャンルのため法律や交通ルールについて一般ユーザーの認知・理解に未だ課題があることから、当社では実行者に対してモビリティジャンル向けの審査基準を追加で設けたり、サポーター向けに独自のリーフレット(※4)を作成したりするなど、健全な市場形成に貢献すべく取り組みを強化してきました。

また、このような新ジャンルのプロジェクトに挑むイノベーティブな実行者においては、企業規模が小さいなどカスタマーサポート体制を構築途中の場合が少なからずあり、安全性が特に強く求められるジャンルにおいて挑戦を躊躇するケースも発生しています。同時に、サポーターからも、人命に関わるリスクがあることやリターンが比較的高額であることなどから、故障発生時の問い合わせ受付・修理体制の拡充を求める声が寄せられていました。

こうしたことから、サポーターの安全を軽視することなく、イノベーティブな実行者の挑戦を生み出す後押しをしたいという狙いのもと、本制度を開始することになりました。

 

今後も当社は、関係省庁や業界団体など様々なパートナーとの連携を強化し、イノベーションが生まれる新しい領域の健全な市場形成に貢献することで、ビジョンに掲げる「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」を目指します。

 

※1:本制度における「小型モビリティ」とは、第一種原動機付自転車、第二種原動機付自転車、特定小型原動機付自転車を指します。

※2:CS体制の確認については、独自の基準を設けています。実行者に対しては、当社担当者との打ち合わせ時に説明します。

※3:本制度における保証適用対象となった場合に、当社と実行者が連帯して、修理(もしくは交換)サービスを提供します。なお、本制度は、当社と三井住友海上火災保険株式会社および株式会社プレミア・インシュアランスソリューションズの協力により実現しています。

※4:特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等についてのリーフレット
https://makuake.app.box.com/s/nsjpdn4xy6nohqx1e03ztnrkq85qux0t

 

本制度の試験運用開始にあたり適用対象となる第1号プロジェクト
プロジェクト名:【特定小型・免許不要】世代を超えて愛される!スタイリッシュなEV四輪が遂に誕生
プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/elemos4/
プロジェクト期間:2024年3月9日(土)11時 〜 2024年4月8日(月)18時

 

「Makuake」サービス概要
サービス名:アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」
「Makuake」は、プロジェクト実行者が開発背景などのストーリーとともに発表する新商品や新サービスを、サポーターが応援の気持ちを込めて先行購入することができる、「アタラシイものや体験の応援購入サービス」です。全国約100社の金融機関との連携により日本各地の事業者が活用しているほか、国内外の流通パートナーとも連携し、プロジェクト終了後も事業が広がるよう支援しています。また、プラットフォームとしてプロジェクト実行者とサポーター双方の利便性と満足度向上を目指し、プロダクトの改善や新機能の開発に注力しています。
Web URL:https://www.makuake.com/
iOSアプリ:https://apps.apple.com/jp/app/id1274816320
Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ca_crowdfunding.makuake_android

本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マクアケ  広報担当
press@makuake.co.jp
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