アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」を運営する株式会社マクアケ（以下、当社）は、海外事業者向けのイベント「Makuake Global Meetup（マクアケ グローバル ミートアップ）」を、2022年12月13日（火）に中国の深圳にて開催しました。
■イベント開催の背景
当社は、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンのもと、国内外の新商品や新サービスを広げていくために、「Makuake」の運営を中心とした様々なサポートを行っています。
近年、海外事業者の日本進出における「Makuake」の活用が増えており、その中でも、中国の事業者による日本市場での新商品デビューのニーズも高まっていることから、現地事業者のさらなる「Makuake」活用促進と、日本市場進出へのサポートを加速するために、「Makuake Global Meetup＠Shenzhen」を開催しました。
「Makuake」で実施された中国の事業者による代表的なプロジェクトの一つである、中国・深圳発のポータブル電源ブランド「EcoFlow」は、カスタマイズポータブル電源「RIVER 600 シリーズ」と、家庭用ポータブル蓄電池「DELTA Pro」を、2020年から2021年にかけて「Makuake」で先行販売し、「Makuake」歴代応援購入ランキングの2位と3位を記録しています。
本プロジェクトにおいて、当社では、中国の事業者の日本市場進出について深い知見を持つ専門のチームが、日本におけるマーケティングのサポートを行い、第1弾の「RIVER 600 シリーズ」は5億円以上、続く第2弾の「DELTA Pro」は3億円以上の応援購入総額を集めました。
また、スマートスキャナーの「CZUR TECH」は、デスクライトの機能も兼ね備えた超高速スマートスキャナー「CZUR Aura」の日本での先行販売を2019年に初めて「Makuake」で実施し、これまでの商品に無かった折りたたみ式のデスクライト機能をスキャナーに持たせたことで広く注目を集めました。その後も、継続的に、新商品を発表する際に「Makuake」を活用し、過去3回実施したプロジェクトでは、累計1万人を超えるサポーターを集めるなどして、日本市場進出に成功しています。
「CZUR TECH」の担当者からのコメント：
「通常は、日本進出時に3年がかりで到達する実績を、「Makuake」の初回のプロジェクトのみで達成することができ、この実績のおかげで、その後の量販店での取引においてもプラスの影響をもたらしてくれました。」
これらの商品をはじめとした様々な新商品が、「Makuake」を通して日本市場でのデビューを果たしています。
■「Makuake Global Meetup＠Shenzhen」について
当社主催の本イベントは、2022年12月13日(火)に中国・深圳にて開催しました。
イベントには、当社メンバーの他に、楽天グループ株式会社 趙岩氏、FOS株式会社 創立者CEO 吉良優杜氏、MadSpace 創立者CEO王磊氏をゲストにお招きし、それぞれの視点から日本市場進出についてのアドバイスを行いました。
実際に「Makuake」でワークチェアのプロジェクトを実施し、2億円越えの応援購入金額を記録した、FOS株式会社 創立者CEO 吉良優杜氏からは、「Makuake」の実績が一般販売時の販路拡大に大きく寄与したことや、商品のアフターサービスにおける工夫など、「Makuake」プロジェクトの経験談を共有いただきました。
また、これまで「Makuake」で43の海外商品の日本市場進出を手掛けた、MadSpace 創立者CEO王磊氏から、日本市場と欧米市場の違いや、これまで手掛けた「Makuake」プロジェクトの成功事例の紹介、それらの事例から見た、成功のためのポイントなどを共有いただきました。
そして、当社 Global Business Director 丹野 祥子からは、これまで数々の中国事業者の日本市場デビューをサポートしてきた知見を活かし、中国事業者の日本市場進出における成功のカギや、日本でのブランディング方法、ローカライズ戦略など、「Makuake」を活用した商品デビューについて、より具体的なアドバイスを行いました。
なお、イベントでは、過去に「Makuake」プロジェクトを実施し、各産業やカテゴリーで輝かしい活躍と挑戦が評価された事業者を選出し「Makuake Great Challenge – Greater China Region -」と題した記念賞の授与を行いました。
記念賞授与プロジェクト一覧(順不同)：
・ワクワクが止まらない！カメラ付きジンバルの新しい形 Feiyu Pocket 2
https://www.makuake.com/project/feiyutech/
表彰理由：カメラ産業が衰退を見せている中、設立15周年の老舗メーカーが新しい切り口で応援購入総額8,000万円超と活躍を見せ、カメラ産業に自信をもたらした。
ペットの癒し空間｜お風呂後は寛ぎながら乾燥、ドライヤーハウスDrybo Plus
https://www.makuake.com/project/drybo_plus/
表彰理由：元医療機器メーカーが創るペット家電の新星。日本初進出にも関わらず、ペット家電歴代No.1を記録。SNSでのファンづくり、YouTube等のレビュー露出に注力した。
エネルギー新時代！EcoFlow最高傑作、ポータブル蓄電池「DELTA Pro」
https://www.makuake.com/project/ecoflow/
表彰理由：プロジェクト開始から6時間で1億円突破など、これまで「Makuake」で3年間、フラッグシップモデルを発表し続けてきた結果、アフターケアの質とファンとのコミュニケションが評価された。
デバイスが1秒で進化するスタンド MOFT/スター・ウォーズ日本限定エディション
https://www.makuake.com/project/moft_starwars/
表彰理由：自社の世界観とブランドイメージを大事にし、そのこだわりが様々なIPライセンスから認められ、「Makuake」を通して相互の世界観を表現したコラボ製品を実現している。
初心者もプロも楽しめる！自作できるロボット犬『Mini Pupperミニぷぱ』
https://www.makuake.com/project/mini_pupper/
表彰理由：ロボット製品は一般消費市場では身近に感じてもらいにくく、広げることが難しい分野である中で、「一家に１台、ロボットのある世界」というビジョンを掲げ、「Makuake」を通してロボットの普及に貢献した。
表彰された事業者を代表してMOFT担当者からのコメント：
「MOFTは2019年に「Makuake」を通して初めて日本進出を果たし、以来約3年間、「Makuake」にて継続して9つのプロジェクトを発表。そのうち「MOFT Xスマホスタンド」は、17,000人以上のサポーターから応援購入頂き、当時のサポーター数最高人数を記録しました。さらに「Makuake」を通してエヴァンゲリオン限定版、スター・ウォーズ限定版などのコラボ仕様もローンチすることができました。かつて、初回プロジェクトのサポーター数は約3,800人ほどでしたが、今になっては日本での出荷が月2万台にのぼるなど、MOFTの世界出荷台数No.1の市場にまで成長しました。「Makuake」の活用を通して、ブランド認知が着実に拡大していることを実感しています。」
▼イベント当日の様子
登壇者と当社メンバー集合写真
表彰者と当社メンバー集合写真
会場の様子
今後も当社は、中国を含む海外の事業者との連携をさらに深め、日本市場への事業進出をサポートしていくことで、ビジョンである「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」を目指していきます。
■「Makuake」サービス概要
サービス名：アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」
「Makuake」は、プロジェクト実行者が開発背景などのストーリーとともに発表する新商品や新サービスを、サポーターが応援の気持ちを込めて先行購入することができる、「アタラシイものや体験の応援購入サービス」です。全国約100社の金融機関との連携により日本各地の事業者が活用しているほか、国内外の流通パートナーとも連携し、プロジェクト終了後も事業が広がるよう支援しています。また、プラットフォームとしてプロジェクト実行者とサポーター双方の利便性と満足度向上を目指し、プロダクトの改善や新機能の開発に注力しています。
Web URL：https://www.makuake.com/
iOSアプリ：https://apps.apple.com/jp/app/id1274816320
Androidアプリ：https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ca_crowdfunding.makuake_android
■株式会社マクアケ 会社概要
代表者：代表取締役社長 中山亮太郎
本社所在地：〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-16-1 Daiwa渋谷宮益坂ビル 10F
設立：2013年5月1日
事業内容：「Makuake」を中心とした各種支援サービスの運営、研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業
URL：https://www.makuake.co.jp/
株式会社マクアケ 広報担当
press@makuake.co.jp