マクアケのMISが支援した、ミズノとマツダによる「ドライビングシューズ」及びLIXIL子会社の「SHIN-ON」が「2022年度 グッドデザイン賞」を受賞

マクアケのMISが支援した、ミズノとマツダによる「ドライビングシューズ」及びLIXIL子会社の「SHIN-ON」が「2022年度 グッドデザイン賞」を受賞

株式会社マクアケ(以下、当社)が展開する、企業の中の研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio(以下、MIS)」が関わり、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」でプロジェクトを実施した2つのプロダクトが、「2022年度 グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。

MISがプロデュースに関わり、この度受賞したプロダクトは、ミズノ株式会社(以下、ミズノ)、マツダ株式会社(以下、マツダ)の協業によって誕生した「ドライビングシューズ」と、LIXILの子会社、株式会社NITTO CERA(以下、NITTO CERA)が開発した「SHIN-ON」です。なお、「SHIN-ON」は、「グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれています。

 

1.グッドデザイン賞受賞「ドライビングシューズ」について

総合スポーツメーカーのミズノと、自動車メーカーのマツダが共同で開発した、ドライバーのためのシューズです。走る歓び”を最大化するためにヒトとクルマのインターフェース(接点)”に着目し、足裏感度を高める機能などにより、運転時のダイレクトなペダルフィールと歩行時の履き心地の良さを実現しました。両社のデザイナーがデザインコンセプト段階から共創し、美しいフォルムと機能性を融合したドライビングシューズが誕生しました。

当社のMISが価値設計した”クルマと通じ合う歓び”というタグラインに基づき、応援購入サービス「Makuake」で先行販売を実施。5,300万円以上の応援購入総額を記録し、ミズノとマツダがこれまでリーチできていなかった新規顧客層との接点づくりにも成功しました。
プロジェクトページURL:https://www.makuake.com/project/drivingshoes/

 

■MISの概要及び「ドライビングシューズ」におけるMISの関わり
MISではこれまで、シャープ株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社など、大手メーカーを中心に研究開発技術を活用した新商品企画・体験価値設計・クリエイティブ制作・応援購入サービス「Makuake」を活用したテストマーケティング・新規事業化支援に携わってきました。2019年には、MISの事業モデル自体が「新産業創出のための新商品・事業開発手法」としてグッドデザイン賞を受賞しています。

「ドライビングシューズ」においては、プロダクトの独自性定義やユーザーベネフィット及び体験価値設計、クリエイティブ制作、「Makuake」を活用したテストマーケティングの支援を行いました。

 

■「ドライビングシューズ」に関する審査委員の評価コメント(引用)
自動車の運転は単純であるように見えて、実際は姿勢や衣服などが微妙に影響するデリケートな分野である。ゆえに人間の走りを支えるスポーツシューズのメーカーが、ドライビングポションにこだわりを持つ自動車メーカーとともに靴を作るというのは、待ち望まれていたものづくりでもあった。構造面での工夫のみならず、走りを予感させながら街歩きにも違和感のないフォルムやディテール、カラーに仕立てたところも好ましい。
※受賞の詳細はこちら:https://www.g-mark.org/award/describe/53973

 

2.グッドデザイン賞及びグッドデザイン・ベスト100受賞「SHIN-ON」について

LIXILの子会社、NITTO CERAが開発した「SHIN-ON」は、U字形状のシャワーヘッドで身体をお湯で包み込むように温めるボディシャワーです。独自の形状に加えて、胸部側には温かく包み込む大玉ミスト、首肩まわりには心地良い刺激を与えるシャワー水流を配置するなど部位ごとに心地良さを感じやすい吐水方式を採用しています。これにより効率よく身体の広範囲を温めることができ、シャワーの手軽さで、まるで浴槽に浸かったかのような温かさが持続する新しいシャワーです。

「Makuake」では、応援購入の目標金額を達成したらプロジェクトが成立し、リターンを製造してサポーターへ届けるAll or Nothing型のプロジェクトに挑戦しました。プロジェクト期間中に目標としていた200セットが完売した後も、サポーターからの要望を受けて追加生産を決定し、最終的に300名以上のサポーターから応援購入されました。現在はリターンの準備中で、進捗や改良ポイントをサポーターへ共有しながら、プロジェクトを進行しています。
プロジェクトページURL:https://www.makuake.com/project/shin-on/

 

■「SHIN-ON」におけるMISの関わり
「SHIN-ON」においては、商品企画段階からMISが伴走し、プロダクトの独自性定義やユーザーベネフィットおよび体験価値設計までのR&Dプロデュースに加えて、「SHIN-ON」という商品名の考案を行いました。「SHIN-ON」というネーミングには、“芯”まで“温”まり、“身”も“心”も“温”まる、“新”しい“温”まり方という意味が込められています。

さらに、クリエイティブ制作や「Makuake」を活用したテストマーケティングまでを手がけるなど、プロダクトを生み出して広げる過程において幅広いサポートを行いました。

 

■「SHIN-ON」に関する審査委員の評価コメント(引用)
コロナ禍を経ておうち時間が増えたことから、おふろ時間を充実させたいという需要が急増している。 忙しい現代人は、免疫や体力を高めるために湯船で体を温めたいものの、実際に普段はシャワーしか浴びないという傾向にあるという。そんなユーザー層に理想のおふろ時間を提供してくれるのがこのSHIN-ONである。 一人暮らしの賃貸住宅のような狭い浴室であっても、施工不要で簡単に取り付けることができる「マグネット式のシャワーホルダー」が特に評価された。 自由に固定箇所を変えられる為、背丈に関係なく障害を持つ方から全ての老若男女に”新”しい”温”まり方(お風呂体験)を叶えてくれる。大袈裟なデザインにすることなく実用性、収納性を効果的な造形で仕上げたバランス感が絶妙である。
※受賞の詳細はこちら:https://www.g-mark.org/award/describe/53794

 

当社は今後も、ビジョンである「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」を目指し、MISの事業を通して企業の優れた研究開発技術を活用した新商品を共に生み出し、世の中に広めていくサポートを行っていきます。

 

■グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。
グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
URL:http://www.g-mark.org/

 

■「Makuake Incubation Studio(MIS)」について

企業の研究開発技術を活用した新製品の企画から「Makuake」での販売・分析までを一気通貫で並走する、当社の専門部署によるインキュベーション支援事業。「Makuake」を出口に、企業の中にある研究開発技術や製品アイデアを具体的製品やサービスに仕立て、事業として生み出すことで、新規事業開発と実践による人材育成を同時にサポートするサービスも提供しています。
URL:https://mis.makuake.com/

本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マクアケ  広報担当
press@makuake.co.jp
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