株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中山亮太郎、以下「当社」)が運営する、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」において、次代を担う料理人たちのクリエイティブ・ラボ「CLUB RED」所属の若手料理人が参加する「未来のための一皿」プロジェクトを2022年3月29日(火)から開催します。
本取り組みには、北海道、岩手県、埼玉県、東京都、大阪府、福岡県、宮崎県から「CLUB RED」所属の8名の若手料理人が参加し、「未来のための一皿」をテーマに、フードロス削減や地場産食材を活用したレシピ・商品を考案し「Makuake」の特設ページ内で発表します。
■取り組みの背景
当社は、2013年のサービス開始時から飲食店サポートに力を入れており、飲食店応援購入金額実績で最高額となる8,000万円以上を集めた高級飲食店「長谷川稔」によるチーズケーキのプロジェクトや、ミシュラン星付きの有名店、「焼肉トラジ」などの外食大手の出店プロジェクトなど950以上の全国各地における飲食店の様々な挑戦をサポートしてきました。
出張料理人として2016年に独立した尾長知幸氏が手がける肉料理店「オガトモ」の初出店プロジェクトが1,300万円の応援購入を集めるなど、若手のシェフが羽ばたく場としての活用も増えてきています。
また、店舗オープン時に「Makuake」を活用した「アマラントス」がレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ2022』に掲載されるなど、これから有名店になる可能性を秘めた飲食店に出会えるサイトとしての注目も集めています。
プロジェクトごとに専任の担当キュレーターがつき一つ一つの飲食店の状況にあわせたコンサルティング、プロジェクト成功へのサポートを行っています。また、飲食専門メディア「フードスタジアム」をはじめ飲食店に特化したサービスを提供するパートナー企業との協業拡充、コロナ禍においては「飲食店特別サポートプラン(手数料割引+プロジェクトページ制作)」を実施したことにより、飲食ジャンルにおいては2021年に前年比で応援購入総額は1.5倍増加、開始プロジェクト数も1.6倍増加しました。
「Makuake」では様々なコンサルティングメニューを用意しており、飲食店にあわせたプランニングを専任のキュレーターがしています。
一方で「CLUB RED」は、株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)などが主催する、偉大な料理人になることを目指す35歳以下の料理人による、日本最大級のコンペティション「RED U-35(RYORININ’s EMERGING DREAM U-35)」で優秀な成績をおさめた若手料理人と歴代の審査員が集う、クリエイティブ・ラボです。
さまざまな企業や団体、地域と積極的に連携し、「CLUB RED」所属メンバーが自店の厨房の枠を越えて活動していくことで、料理人として厚みを増し、食の未来に貢献していくことを目的としています。
「CLUB RED」から発信する若手料理人の新たなチャレンジを、より多くの人に知っていただき「食の未来を体感してもらいたい」という想いから、「Makuake」で「未来のための一皿」プロジェクトの実施に至りました。
また、この取り組みを通じて、次代を担う若手料理人の支援につなげ、国内における飲食業界全体のさらなる活性化へ貢献していきます。
■取り組みの概要
本取り組みでは、「CLUB RED」に所属する若手料理人が、「RED U-35 2021 ONLINE」の大会テーマでもある「未来のための一皿」に沿ってレシピ・商品を考案し、「Makuake」の特設ページ内で発表します。
そして、サポーターは「背景・こだわり」を知った上で、新しい商品やメニュー、お店との出会いを楽しむことができます。
「未来のための一皿」をテーマに、地域創生や食料廃棄問題・環境問題に着目したプロジェクトも複数登場し、身の部分が大量廃棄されているキャビアフィッシュを活用する波多江優貴シェフの取り組みなど、新進気鋭の若手料理人のプロジェクトが8件公開されます。
今後も当社は、飲食店の挑戦をサポートし、ビジョンである「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」を目指していきます。
■「未来のための一皿」プロジェクトの詳細
開催期間:2022年3月29日(火) 14時~
開催場所:「Makuake」内特設ページ https://www.makuake.com/online_event/redproject/
出店料理人:
清水 和博氏 「RESTAURANTE ETXOLA」(大阪府 大阪市)
食材廃棄に対する意識が高く、サステナブルなスペイン料理として、お店ではこれまで提供したことがない豚の端材を活用したメニューを含むコースを提供。
髙木 祐輔氏 「レカマヤジフ」(東京都 目黒区)
長期保存ができる缶詰を活用した保存食の提案。自粛中やアウトドア、災害時にも美味しく食べられる、「中国料理×スパイス」をテーマにした他にはない缶詰を提供。
菅田 幹郎氏 「おのひづめ」(岩手県 遠野市)
岩手県遠野産にこだわった野菜や山菜、肉を使い地産地消を目指すメニューを考案。開業と同時に自身が育て始めたジャージー牛のミルクも味わえる特別なコースを提供。
福嶋 拓氏「chinois蓮歩」(埼玉県 川越市)
地元埼玉県川越市の「まごころファーム」という障害を持った方が育てる、大きく味のいい「ジャンボ椎茸」を含む川越生産者の皆さんを応援する地元食材を使用したコース料理を提供。
菊池 隆大氏「菊川はなれ」 (北海道 函館市)
生産者とお客様を料理でつなぐことを使命と考え、仕入れ先を訪ねながら食材に関する思いを聞き、素材を生かしたコースを提供。函館の陶芸家・松浦喜英さん作「ぐい飲み」を記念品としてプレゼント。
波多江 優貴氏「三井港倶楽部」(福岡県 大牟田市)
キャビアフィッシュとして有名なチョウザメの身を主役にしたメニューを含むコースを提案。キャビアだけではないチョウザメの魅力を伝え、身の大量廃棄を防ぐきっかけにつなげていきたい。
川野 孝太氏「中国料理 川」(宮崎県 宮崎市)
有田牛や黒岩土鶏など、宮崎食材をふんだんに使った中国料理を提供。伝統的な食文化と新たな食文化の融合によって、地元・宮崎の魅力を発信。
新開 才也氏「1er etage」(東京都 武蔵野市)
誰でも楽しんでいただける身近なフランス料理のコースを目指し、「季節感」をテーマに構成。食材のストーリーを知ってもらうことで、生産者や産地に興味を持ってもらいたい。
■「RED U-35」、「CLUB RED」概要
「RED U-35(RYORININ’s EMERGING DREAM U-35)」は、新時代の若き才能を発掘する、35歳以下の若手料理人を対象とした日本最大級の料理人コンペティションです。夢と野望を抱く新しい世代の、新しい価値観の料理人を発掘し、世の中に後押ししていくことを目的に開催。
また、「CLUB RED」は、歴代の「RED U-35」コンペティションにおいて優秀な成績をおさめた若手料理人と歴代の審査員が集うコミュニティであり、食のクリエイティブ・ラボです。
株式会社マクアケ 広報担当
press@makuake.co.jp